人生における夫婦愛の共同作業って色々あります。

 

その中でも大きいのは子作りですね。

 

僕は31歳の時に子供を作ろうって思い始めました。

 

結婚5年目の話しです。最初に夫婦で話してた時は楽しい話しばかり。

 

  • どんな子が産まれるかな?
  • 男かな女かな?
  • 可愛いよね絶対に!

 

なんて妊娠もしていないのに色んな会話をしました。この時までは良かったんです・・・この時までは。

 

それはAGA治療をしたい!っていう僕の強い思いから悩みが発生します。

 

そしてこんな悩みに到達しました。

 

悩み
プロペシアやミノキシジルを服用しながら子作りすると子供に影響がでるのか!?
具体的には・・・
➀子供が奇形で産まれるリスクは無いのか?
②どのくらいの期間中止してから子作りした方が良いのか?
この記事に到達したという事は同じような境遇ではないでしょうか?
このような境遇の人に役立つ内容となっています。
  • これから子作りとAGA治療を考えている
  • 現在AGA治療中で子作りをしたいと考えている(治療は継続したい)

 

もし同じ境遇であれば悩み解決の糸口になるかもしれません。

 

当時、AGA治療のCMを目にするようになり認知されていった頃のことです。

 

僕もだいぶ薄毛が進行してきててAGA治療してみたいと強く思っている所でした。

 

CM見かけた時に嫁へよくアピールしてました。

 

髪の毛って薬服用すると増えるんだ~。ちょっと興味あるな。いくらなんだろう?

ふーん。そうなんだ。高いんじゃないの。

 

とこんな感じで全く嫁は興味なし。それより子供作ることに頭は集中している感じ。

 

こうなったら僕がもらっているお小遣いで何とかしよう!?と思い当時CMをしていたヘアメディカル(現Dクリニック)のホームページを見て価格を調べてみることに。
なんと1ヵ月32,000円もかかることを知ります。
僕のお小遣いは3万円。昼食や会社の付き合い等で当然出費があるので到底お小遣いからは出せない金額。
サラリーマン既婚者は自由に使えるお金がない。
こうなったら妻に相談するしかない!?僕の悩みを本気で伝えれば分かってくれるはずだ!と考え相談することにします。
しかし、相談しようとしたら逆に嫁からこんな話しがありました。

子供作る前にさ。。風疹とか麻疹とか幼少期にかかってないから注射打たないと。

子作りできる体制を作らないといけないな。

それと風邪引くとすぐ薬を飲んだり鼻炎の薬飲んだりしてたけど薬は一切飲まないようにしなきゃ。

何かあると後悔するし。将来産まれてくる赤ちゃんの為にも頑張らなきゃ。

そ、そうだね。薬は飲まないようにしないとね。
この会話をした後、僕の頭の中は正直混乱。
AGA治療して髪の毛増やしたい!って考えて嫁に相談までしようと考えていたのにまさかこんな話しをされるとは・・・
結局、AGA治療の相談はできず。
しかし僕はこんなことを思っていました。

薬の服用がまずいのは女性だけだよな。

だからAGA治療をするのはOKでしょ。

きちんとしたエビデンスを嫁に話せば分かってくれるはず。

あくまでAGA治療ありきで考えていたのです。
そして僕が取った行動は妊活する時にAGA治療は影響しないという情報を調べること。
エビデンスがしっかりした情報を提示すれば分かってくれると思ったからです。
色々と調べていくといくつか情報が出てきます。
  • プロペシアが精子に影響する可能性は極めて低い
  • 男性側は薬を服用しても問題なし

 

など前向きなものが多く散見されました。

 

しかし、日々の嫁の行動を見ていて僕の心も変わっていきました。
だからこんな風に嫁に相談してみたんです。

実はAGA治療をやりたいと思ってるんだけど

子作りもあるしどうかな?

一応男性側が薬を服用しても影響はないみたいなんだけど・・・

うーーん。

万が一があるしね。何かあると薬を飲んでたからだよって思うかもしれないし。

せっかく子供できても2人の関係が崩れるのは避けたいね。

こんな会話をしたのを覚えています。
もちろん会話自体はこんな簡単ではなかったしたくさん話し合いをしました。
そして僕は上記の会話で心の変化が起きていくのです。

薬のせいでは無いにしても子供に何かあって産まれてきたら・・・

やっぱり薬のせいにするかもしれない。

夫婦2人で後悔するかもしれない。

しかもあんなに嫁が頑張ってるのに自分も薄毛くらい我慢するべきじゃないか!?

結論、夫婦2人の関係性を重要視して僕はAGA治療を断念。
エビデンスがしっかりしていても治療しないという選択肢もあるという事を勉強しました。
この記事で得られること
➀子作り中のプロペシア服用による影響度合い
②子作り中のミノキキシジル服用による影響度合い
③僕が子作り中のAGA治療をしなかった理由
④夫婦間で話し合っておくポイント
結果、夫婦共に安心感・信頼感を得る事ができます。

子作り中のプロペシア(フィナステリド)は胎児に影響するのか!?

結論、影響しない可能性が極めて高い。だけど薬なのでゼロとは言い切れないということですね。

 

まずプロペシアを服用した場合を考えていきます。

 

それではどんな影響があるのでしょうか?調べてみました。

 

下に添付画像はプロペシアの医薬品インタビューフォームに記載されてる内容(精液への移行性)です。

 

上記文書のポイントをまとめると

 

  1. フィナステリド1mgを1日1回6週間服用した35例中21例(60%)の精液にフィナステリドは検出されなかった。
  2. フィナステリドが含まれていた精液の中でフィナステリド濃度が最も高かった精液で調査したところ経腟吸収は非常に低いものとなった。
  3. 経腟吸収の数値は➡アカゲザルの発育異常に対する無影響量の750分の1より低い。

 

要はほぼ影響はないよという事。

 

プロペシアは男性が服用する事自体はそんなに気にしなくていい事がわかります。

プロペシアを服用する事で子供ができにくいという問題はないのか。

胎児に影響しないというのは分かったけど、子供ができない・できにくいというのは大きな問題。
プロペシアを服用する事で起きる副作用の中で問題となるのは・・・精液濃度減少、無精子症です。
要は精子減少のリスクがある為、妊娠しずらいといった不都合は起きる可能性があるという事ですね。
それではどのくらいの確率でそれは起きるのでしょうか?
プロペシアの医薬品インタビューフォームに記載されてる内容(https://www.msdconnect.jp/static/mcijapan/images/if_propecia_tab.pdf)を確認するとこうなっています。
臨床試験の結果 297例中1件(0.4%)が射精障害及び精液量減少が発現したとなっています。
可能性は極めて低い結果が出てるという事。
ただし女性側の年齢によって早く作りたいとか、時間には余裕があるとか無いとかで状況は変わってきますので夫婦間での話し合いは必須という事ですね。

プロペシア(フィナステリド)を中止する期間はどのくらい?

プロペシアを止めるにしてもある程度は中止期間を設けてから子作りする必要があります。

 

妊活前に中止する期間は1ヵ月です。

 

理由は体内から完全に成分が抜けるには1ヵ月程度かかるから。

 

副作用リスクを完全になくしたいというご夫婦はこのくらいの余裕を持って取り組む必要があるという事ですね。

 

ザガーロ(デュタステリド)の子作りへの影響するのか!?

結論から言うと影響の可能性は極めて低いけど可能性は0ではない。

 

アカゲザルの器官形成期にデュタステリドを2010ng/匹/日まで静脈内投与した結果、

2010ng/匹/日群(デュタステリドを服用した男性の精液 5 mLを介して100%吸収されると仮定した場合に、

体重50kgの女性が曝露される推定最大曝露量の186倍に相当する)の雌胎児 1 例に、本薬投与との関連性は不明であるが、

卵巣・卵管の不均衡発達が認められた。

これはザガーロカプセルの添付文書に書かれている内容です。

 

簡単に言えばアカゲザルで実験してみて雌胎児1例に異常が見られた。

 

けどザガーロが原因かは不明という事。ここから分かるように可能性は低いけど胎児への影響が0%ではない事が分かります。

 

要はハッキリしていないという事ですね。

 

心配であれば服用はしない方がいいというのが結論ですね。

 

ザガーロもプロペシアと同じように精子減少のリスクは伴う薬です。これも併せて押さえておきたい知識ですね。

 

ザガーロカプセルの添付文書(https://pins.japic.or.jp/pdf/newPINS/00065940.pdf)にはこう記載されています。

 

第Ⅱ⁄Ⅲ相国際共同試験において、本剤が投与された総症例557例(日本人120例を含む)中、95例(17.1%)に臨床検査値異常を含む副作用が報告された。

その主なものは、勃起不全24例(4.3%)、リビドー減退22例(3.9%)、精液量減少 7 例(1.3%)であった。

 

精液量減少確率はプロペシアと比較しても高くなっている事が分かります。男性原因の不妊となる可能性があるという事ですね。

 

僕個人の意見としてもザガーロ(デュタステリド)は妊活中は服用しない方が確実だと思います。夫婦の気持ち的にもその方が健康的だと思いますね。

 

ザガーロ(デュタステリド)の服用中止期間はどのくらい?

ザガーロの場合はフィナステリドよりも体内に残留している期間が長いというのがあります。

 

ちなみにザガーロの半減期(血中濃度が半分になるまでに要する期間)は2.2週~4.6週とされており最低でも1ヵ月前から服用を中止する必要があるという事。

 

更に言えば完全に体内から抜けるには6ヵ月もかかるという事。

 

ザガーロを服用中の方は一旦フィナステリドに変更するなど医師とよく相談して決める必要があるという事ですね。

 

子作り中のミノキシジルは胎児に影響するのか!?

一方、ミノキシジルタブレットはどうなのでしょうか?
ミノキシジルタブレットは国の認可がおりていない薬なのでこういった情報がありません。
そこで参考になるのがヨコ美クリニックの今川院長が質問に答えてる内容。
こちらの返答はミノキシジルタブレットが妊活中に服用継続は可能か?という質問に答えたものです。

ミノキシジルタブレットに関しては人に対する報告はありません。

説明書によればこの薬の極量(1日に許容される最大量)は100mgとなっているので、5mgはごく少量だといえますが、私ならその期間中に内服を中断し、外用に切り替えます。

どうしても内服をということなら5mgの4分割(1.25mg)を服用します。この量でもおそらく外用よりも効果は高いはずです。

引用元:https://www.yokobikai.or.jp/inquiry/Faq/detail/3716/

 

結論、ミノキシジルタブレットは服用しないのが無難だが、外用薬に切り替える又は低濃度で服用継続するという選択肢もあるという事です。

 

いずれにしても夫婦間での話し合いを十分にしてお互いに理解しあうことが重要です。

 

子作りで後悔しない為に夫婦間で話し合っておくべき3つの事

 

妊活前に話しあっておくべき事は僕が考えるに3つあります。

 

夫婦間で話しあっておくべき3つの事
➀夫婦共に子供を授かりたい目的について話し合う。
②妊活をする上で一番大事にしたいことは何か?
③男性側の薬の服用をどうするか?

 

何故、これらを話しあっておくべきか解説していきます。

 

➀夫婦共に子供を授かりたい目的について話し合う。

 

そもそも子供を授かりたい理由ってなんですか?

 

  • 何となく皆子供がいるからですか?
  • 何となく親になりたいからですか?
  • 親に孫を見せたいからですか?
  • 奥さんを喜ばせたいからですか?

 

もちろん、全て間違ってません。色んな理由があると思います。

 

しかし、2人で共有しておいた方がいいと僕が思うのは

 

家族3人で幸せを作りたいから子供を授かりたい!って事。これはどの夫婦も共通ではないでしょうか?

 

だって子供はいらないというのも幸せの形としては全然ありですよね。

 

それでも子供を作るという事は根底には家族で幸せになるという目的があるはず。

 

子供も含めた家族3人で幸せになる為に子作りをするという共通認識を持っておくことは重要な事。

 

これにより夫婦個人の事だけでなく子供を大切にしよう!という意識が夫婦間で共有できると思います。

 

②妊活をする上で一番大事にしたいことは何か?

 

家族3人で幸せになるという共通認識がもてたらここで初めて自分たち個人の話しもしていきましょう。

 

  • ハゲていくのが苦痛だからどうしてもAGA治療をしたい!
  • 2人で楽しみながら夜の生活をしたい!
  • 早く妊娠したいからタイミング法の協力はして!
  • 1年できなかったら不妊治療しよう!

 

など妊活する前だからこそ話せる事がたくさんあります。

 

妊活をすることで夫婦関係が崩れるなんてことにならないようによく話し合う事が重要です。

 

お互いの気持ちに寄り添って話し合いましょう!

 

③男性側の薬の服用をどうするか?

➀と②を十分に話し合ったうえでプロペシアやミノキシジルを服用していくかを考えていきましょう!

 

まず言える事はAGA治療を継続しながら妊活という形もあるし、AGA治療は止めて妊活するという形もあるという事。

 

両方とも正解だという事ですね。

 

只、僕達夫婦にとっての正解は

 

子供に何かあったら薬のことが一生心に引っかかるからAGA治療はしない。

 

ということでした。

 

薬を服用しなくても子供の奇形リスクはあります。要は何が原因かなんて分からないのが現実。

 

だからこそ薬を服用していた事がもしかしたら原因の可能性があるんではないか!?と思ってしまう。という結論に至りました。

 

これは家族3人で幸せになるという考えがあったからこそ出てきた答えだと思います。

 

これから産まれてくるであろう子供のことを守れるのは親だけです。

 

もちろん毛根が時間の経過とともに死んでしまう可能性はあります。

 

ただ、これを優先しないことで確実に僕ら夫婦間の中で安心感や信頼感が生まれました。

 

大げさな事言えば、今でも家族3人で幸せになるという土台となっているような気がします。

 

僕が妊活中にAGA治療を断念した最大の理由

正直な僕の思いを言えばAGA治療はしたかった。

 

けど嫁の思いを優先することで2人の関係が悪くならないようにしたというのが最大の理由です。

 

2人の関係が良好であること自体が子供も含めた家族3人幸せになるに直結するという判断をしました。

 

子供が出来ても夫婦が仲悪かったら産まれてくる赤ちゃんも幸せではありません。

 

何よりも嫁が何かあっても薬は飲まない!だから病気しないように食事、睡眠などを気を付け体調管理をしている姿を見ていたら治療したいという気持ちも吹き飛びました。もちろんちょっぴり治療したい気持ちはありましたが。。。

 

後に嫁に聞いたところ、薬は服用しないで!っていうアピールだったそう。今ではAGA治療を断念して良かったと思えています。

 

まとめ

妊活は今の幸せを将来、更に大きな幸せにするためのものであるという事です。
ハゲに悩んでAGA治療するなら一方的な話しをするのではなく、奥さんと本気で妊活に対して話し合いをするというのが重要。
その中で僕達夫婦が出した答えは
子供に何かあったら薬のことが一生心に引っかかるからAGA治療はしない。
でした。
これは夫婦それぞれで答えは違ってもいいと思います。
ポイントは夫婦間でお互いの気持ちにたって妊活をすることですね。
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